アメリカのインターンシップ
大学生は就職活動の一環としてインターンシップを行うのが日本でも一般的なものとなっています。
しかし方法に違いがありアメリカのインターンシップには2つの方法があるのです。
一つは大学の就職課や学生を担当している教授のコネクションを利用してインターンシップ先を見つける方法で、大学と企業が提携しインターンシップを利用する学生を探します。
この方法で希望するインターンシップ先が見つからない場合、インターネット上の仲介サービスを利用できるのです。
こうした方法を利用することで学生はインターンシップという貴重な機会を得ることができます。
実際に行われているアメリカのインターンシップ仲介の実例
アメリカのインターンシップ仲介サービス「WayUp」では、アメリカの大学で新卒者を対象とした求人案件を多数掲載しており、その中から学生が希望に沿ったインターンシップ先へ応募できます。
大学名や専攻、どのような仕事に関心があるのかなどのプロフィール情報や経歴を登録することで、応募資格があるインターンシップのリストを見ることができ、そのサイトから複数の企業に応募できるようになっているのです。
いくつかの企業へ個別にアプローチする面倒がない事や自分の希望に合った企業を一覧で見ることができるため、就職を求める学生にとって最高のシステムといえます。
顔写真を掲載するかどうかは任意となっていますが、掲載することで起業からの変身率が各段に高まることもあり、こうしたサービスを利用しより高い確率で希望のインターンシップをすることができるわけです。
インターンシップサービスの仕組み
求人情報については沢山の企業が掲載されていますが、中にはフォーチューン500社(米国経済雑誌フォーチューンが掲載する世界の企業500選出)にランキングされている企業もありこうした知名度の高い大企業への応募も夢ではないのです。
沢山の企業に応募することで当選確率が高まりますし、企業についてもこのシステムを利用することで企業が希望する雇用条件に合った学生を捕まえることにもなります。
学生はこのサービスを基本的に無料で利用でき、企業側は月額料金を支払うという形です。
企業が支払う月額料金は会社の規模や利用できるサービスの種類によって異なります。
学生にも有料サービスが用意されており、少しでも自分が希望するインターンシップに参加できるように検索リスト上位に表示されるサービスを利用することも可能です。
インターンシップ仲介サービスのメリットとデメリット
学生は自分がしたい仕事をさせてくれるかもしれない企業を知ることができ、またインターンシップができる機会を得られます。
自分が知る事のなかった魅力ある企業を見つけることができるかもしれませんし、インターンシップ先が見つからずに困っていた学生も、ここに大きなチャンスがあるわけです。
基本的に無料でサービスを利用する事ができることもメリットですが、より多くの企業を理解し自分にあった企業のインターンシップができる可能性があるということが最も大きなメリットでしょう。
デメリットとしては大学の知名度が低かったり成績が悪い学生はいいチャンスを与えられない可能性があるという点です。
成績が悪くても仕事をさせれば能力を発揮するかもしれない学生もいますが、検索してリストに表示される企業はプロフィールや経歴によって出てくるので、仕事の能力を持っていても成績などから振り落とされる可能性があるともいえます。
信頼できるWayUpのようなサービスなら安心ですが、中にはあまり信頼できない仲介サイトもあるのでサイトを選ぶということも重要です。
信頼できるかどうか審査を行いその上でサービスを利用する事が必要でしょう。