売上に繋げる体験を提供!イベントマーケティング

イベント

イベントマーケティングについて

イベントマーケティングとは、どんどん複雑化していく顧客の消費者行動を的確に掴むための優れたマーケティング方法です。自社が主催となって運営するイベントに顧客となりえるターゲット層を集め、イベントを通して自社製品を体験してもらう手法が一般的です。

情報技術が著しく進歩した現在では、商品の購入がオンラインを利用して手軽に行える便利な世の中になりました。一方で、人々の生活スタイルや価値観も多様になっており、適したマーケティング手段を利用しなければ、消費者行動も的確に理解できません。

そんななか、イベントマーケティングでは、こちらからイベントを開催し集まってくれた人に製品を体験してもらえます。参加した人の属性を分析できる点や体験してからのフィードバックが得られる点を考慮すると、ユーザー目線の製品価値だけでなく潜在顧客の分析も可能です。

優れたマーケティング手法とはいえ、間違ったやり方ではその効果も期待できません。そこで、イベントマーケティングにおけるメリット・デメリットやポイントをまとめました。

メリット・デメリット

イベントマーケティングのメリットでは、リアルな体験を提供できる点です。これは、顧客にとって製品やサービスを無料で体験できるため、お得な気持ちになれるだけでなく、企業側もイベントを通してターゲット層の分析や製品の感想を聞ける点のどちらにもメリットが発生します。

また、イベントに参加する人は製品やサービスに興味をもっていると考えられます。そのため、見込み度の高い顧客に短時間でリーチできる点はイベントマーケティングの魅力です。また、のちのちのコンバージョンも期待できます。

イベントを周知するために、それなりの労力やコストがかかってしまいますが、イベントマーケティングを活用するメリットとして、実際に会場に訪れた人が、体験した内容を帰宅した後で周囲に拡散してくれることです。既に見込み度の高い層を狙って行われるマーケティングですので、周囲への拡散も同世代に注目を集めやすくなります。

一方で、イベントマーケティングでは、来場者を集めなければ話になりません。もちろん広報活動が必ず必要になり、宣伝コストや労力もかかってしまいます。広報活動によって期待した人が訪れてくれれば問題ありませんが、そうでなかった場合、イベントマーケティングにかけるコストで損失も大きくなってしまいます。

メリット・デメリットを押さえたうえで実施するイベントマーケティングについて検討しましょう。

ポイント

イベントマーケティングでは、拠点づくりがポイントになってきます。イベント会場付近にも、準備や話し合いを行う拠点が必要なのです。貸し会議室を利用して各地域に拠点を確保しておくことで、その地域に住む人のニーズを理解できます。系列店が全国にある貸し会議室を利用すると、場所の確保や相談がスムーズになり、おすすめです。

そのほか、現在の情報技術を利用して、SNSや動画サイトを利用する手段もポイントの1つ。企業の公式ホームページにイベント開催の旨や開催日について掲載しておくのも良いでしょう。