ビジネスの流れを読む
これからの時代の最新のビジネスモデルはなんといってもネットを利用したビジネスをどう展開していくのかということが大きなカギとなるといえます。
今ではネットは新聞やテレビをしのぐような広告媒体となっているといえます。
そのことがよくわかるようなことが昨年ありました。
それは衆議員の総選挙です。
この選挙において党首討論を報道するのがテレビではなく、ネットで行われました。
このことは選挙以上のインパクトをもって伝えられたともいわれるぐらいです。
いまだに選挙活動においては、ネットの利用はかなりの制限がなされているのですが、それも今後はどんどんと解禁されていくことになっていくでしょう。
なにしろネットは24時間情報発信ができますので、これをビジネスで利用しないのは考えられないともいえるぐらいの状況です。
もうひとつのネットを利用したビジネスの例として、最近では求人サイトをビジネスにしている会社の勢いが盛んです。
そのようなところから、上場を果たすような会社もでてきました。
このような会社では従来の仕事斡旋会社とはまったくことなるビジネスモデルを展開しています。
集客のための分析
従来では求人を募集しそうな会社に出向いて、求人情報を入手するといったような営業をするのが求人斡旋会社の普通のことだったのですが、今の求人サイトを経営するような会社はそのような営業活動は一切行いません。
やるのは、サイト上の利用率をあげるための技術の向上といったことをしていきます。
例えば検索率のアップといったことや表示時間の短縮といったようなことです。
検索率のアップのために、よく検索される言葉を解析したり、その結果から、よく使われる文字をサイトに盛り込むといったことをしたりします。
表示時間の短縮というのは、訪問者がサイトに訪問した時にすぐに画面が表示されないと別のサイトにいってしまうということを防ぐためにできるだけ表示時間の短いサイトにするといったようなことを考えています。
こういったことをビジネスとしてやっていくことで、サイトへの訪問客をふやしていくといったようなことが最新のビジネスケースです。
この検索率といったようなものは常時変わっていきますし、検索システムをつくっている側もさまざまなシステム変更をしますので、そのような変更時にはすぐにその変更に対応したサイトづくりをしていくというような仕事となっています。
これだけ現代のビジネスというのは変わってきているということがいえるでしょう。
そのような変化をもたらしたのが、ネットという24時間情報を発信することができる広告媒体ができたということが大きな影響となっています。
これによって企業のビジネススタイルも大きく変わってきています。
昼に働いて夜は休むといったようなものが、24時間情報発信ができるようになったことで24時間さまざまなことができるようになりました。
非常に大きな変化ということができるでしょう。