スポーツクラブ業界の特徴
現代人は、交通網の発達によって、運動不足になり易い環境にいます。
運動不足は、認知症の原因になってしまいますので、少子高齢化の日本においてとても深刻なものです。
その様な現状を打開する意味で、スポーツブームが起こってきています。
東京オリンピックの開催もまじかですので、更にスポーツブームが訪れそうな予感です。
一方で都会などでは、運動する場所がなかなか確保できないこともあるので、運動するためのスペースであるスポーツクラブ業界が活況を見せることになっています。
自分の予定に合わせて運動することができますし、しかも専属のトレーナーなど運動メニューを提案してくれたりもするので、効率よく運動することが可能です。
健康寿命の増進を考えて、運動をスタートする人が年々日本において増えてきています。
その様な背景もあって、スポーツ業界の市場規模は2013年間からの5年間で400億円も増加してきています。
Zoom等のリモートシステムを導入することによって、自宅などで運動することも可能になりますので、ますますスポーツ業界は発展をしていくことが予想されます。
年収について
仮にスポーツジムを運営する場合にどのくらいの年収となるのでしょうか?
1月の会費を10000円として、100人のメンバーがいるとすると1200万円の売り上げになります。
かなり安定した収入を見込めるものであると考えていいでしょう。
1200万円すべてが自分の利益になる訳ではありません。
必要経費を差し引いたものが自分の利益となります。
また、いきなり100人の会員を集めることは難しいので、段々と増やして行くことにはなります。
1つのジムが軌道にのってきたら、もう一つ同じ要領でジムを設置するようにすれば更に多くの収益となるはずです。
ターゲット
これまでは、若い人がスポーツジムを多く利用していましたが、2011年頃からは健康志向の中高年の方が利用するようになってきています。
この傾向は今度も続くことが予想されています。
スポーツ指導をする事だけでなく、医療機関と提携して、健康を維持することの意義をメンバーの方に理解してもらえるようなセミナーを開催してみることもオススメです。
食生活についてのセミナーも併せて検討すべきでしょう。
スポーツジム運営のポイント
スポーツジム運営を始めようと思ったら、まずは本当に必要な物だけをそろえて、ジムの運営をスタートすべきです。
会員などが増えてきて、他にも必要なものが出てきた段階で、新しい物を導入するようにするといいでしょう。
また、多くの利用者に活用してもらうことを考えるのであれば、アクセスの良い立地にすべきです。
多くの人が集まる場所であるとするならば、衛生管理などもしっかりと行って行くことが肝要です。