家具のサブスク「ソーシャルインテリア」のビジネスモデル

ソーシャルインテリアとはどんな会社?

株式会社ソーシャルインテリア(旧subsclife)は、家具のサブスクサービスを提供している会社です。
環境問題やSDGsへの関心が高まりを見せている中、循環型の社会を実現するべく、「家具を共有する」ビジネスモデルを提案しているのが大きな特徴です。

家具をはじめとしたインテリア業界では「より新しく、より機能的に、そしてより魅力的に」が重視され、続々と新しい製品が生み出されて世に送り出されています。
ただその一方でリサイクルが機能しにくい面があり、SDGsへの取り組みが進みにくい問題点も抱えています。
ソーシャルインテリアはそんなインテリア業界に新しい風をもたらすべく、通常のリサイクルとは少し異なる「家具のサブスクサービス」を提供しているのです。

あらかじめ定められた月額料金を支払うことで、さまざまな家具を使用することができます。
扱っている家具も多種多様で、機能的なものからデザインに優れたものまで、また近代的なものから温かみのあるものまで好みに合わせて選ぶことができるのです。
しかも、選んだ家具を利用している間に支払額がその家具の定価に達した場合には、そのまま所有することも可能です。
つまり「まず使ってみて、気に入ったらそのまま所有する」というお試しの使い方にも利用できるわけです。

ソーシャルインテリアのビジネスモデルについて

そんなソーシャルインテリアのサービスのビジネスモデルには、さまざまな可能性が考えられます。
まず、家具を通した循環型社会への貢献です。
家具を揃えたいけれども新品で購入する予算がない、という方に気軽に家具を提供する機会を提供しつつ、家具のリサイクルにも貢献することができます。

利便性の点でも、見逃せないビジネスモデルとしての魅力を持っています。
例えばオフィスを移転する場合、これまで使っていた家具を輸送する時間も人員も確保できない、あるいは新しいオフィスで改めて家具を揃えている余裕がない場合に、ソーシャルインテリアのサブスクサービスを利用することで時間・コスト両面を抑えた上で作業をスムーズに進めていくことができます。
これは新規開業や新規のオフィスの開設の際にも役立つでしょう。

さらにイベントやセミナーなど、一時的に開催される空間で家具・インテリアを必要とする際にも役立ちます。
わざわざ家具を購入する手間もコストも省きつつ、スムーズに調達する手段として適しているのです。
こうしたイベントでは、家具を用意するだけでなく撤収する際にもこのサービスのメリットが活かされるでしょう。

先述した「お試し」の感覚で利用できる点も魅力です。
例えばオフィスや店舗に合う家具・インテリアをどうやって選べばいいのか決めかねている場合に、まずこのサービスで実際に家具を利用してみたうえで判断することも簡単にできるでしょう。