デート商法

デート商法

人の恋心を悪用するデート商法

人の恋心を悪用する、それがデート商法の手口です。
主に中年男性が被害を受けやすいとされています。

その理由の一つが「下心」と言われています。
恋愛感情や性的欲望などから、ついつい騙されてしまう人も少なくないでしょう。

デート商法の怖いところは、相手の気持ちに惑わされ、クーリングオフを躊躇わされる点です。
普通詐欺だと分かればすぐに返品へと動くのだが、好意を寄せた相手の顔を思い出してしまう人も多いとされています。
まさに悪質極まりない手口だと言えるでしょう。

地方でもよく見られる手口

デート商法は、都内だけではなく地方でもよく見られる手口です。
その理由として、方言やその人だけが持つ魅力で相手を惑わすというのが挙げられます。

初対面であっても方言を用い、馴れ馴れしく接すのが一般的な手法です。
相手は「自分だけが特別な人間」だと勘違いをしてしまい、恋心を生んでしまうと言えるでしょう。

地方で引っかかる人の例として、資産や土地といったお金に余裕のある人間をターゲットにしている事が多いとされています。

ちょっとしたお金なら別に、と思わせることで、次から次へと罠にはめる手口です。

男性だけではなく女性も

デート商法は男性だけではなく、女性が被害にあう事も少なくありません。
意外と思われる人も少なくありませんが、実際のところ嫉妬深いのは男女関係ないのは当然と言えます。
どちらも同じように、言葉巧みで相手を騙す手法となっています。

女性の場合、男性よりも独占欲が強いため、離れて欲しくない一心で詐欺に騙されてしまうとされています。
嫌われたくないという女性の心をもてあそぶ、非常にあくどい商法だと言えるしょう。

女性をデート商法にはめる際、詐欺師はいろいろな物を使って騙します。
二人の記念日として、アクセサリーやぬいぐるみを贈り、特別な存在だと勘違いさせるためです。

勿論プレゼントを貰った女性にとっては、うれしい事この上ない行為ですが、これらはデート商法としてお金を巻き上げるための先行投資でしかありません。
人の心を逆手にとって、後で多額のお金を請求する、まさに詐欺以上の詐欺と言える手法と言えるでしょう。

早めの被害届を

デート商法で騙されたら、早めの被害届を出すようにしましょう。
相手はあなたのことをお金としか思っていないでの、粛々と詐欺被害報告の手続きを行う事が大切です。

デート商法は次から次へと被害者が増える詐欺です。
他の人が罠にはめられないよう、すぐに報告をしましょう。

被害届を出したあとも、相手から接してくる場面も少なくありません。
相手に対してもう興味が無い、と強く突っぱねることで、二次被害にあう危険性も無くなると言えます。