詐欺の可能性が高いサイトを見つける方法

記載義務のある情報がないサイトは怪しい

通販サイトは便利なので、使う人は多いでしょう。
しかし、入金済みなのに、商品が送られてこないことがあったり、不良品が送られてきたのに、返金されなかったりという詐欺サイトのトラブルが相次いでいます。

上記のような詐欺の可能性があるサイトの見分け方の一つに、記載すべき情報があるかどうか見る方法があります。
通販サイトには、特商法があり、記載すべき情報が決められているのです。
まずは、事業者の住所や電話番号などの基本情報があります。

その他に商品の情報です。
価格や送料のみでなく、引き渡し時期などがあります。
また、支払い方法や期限も書かれていないといけません。
こうした情報が抜けていると、怪しいです。

大手のサイトであれば、上記の情報がきちんと書かれています。
もしも、会社の情報があっても、偽物の可能性や他の企業のコピーということもあるのです。
会社情報や口コミネットを見て、確認しましょう。

フリーメールアドレスになっているかどうか

フリーメールは使い捨て出来るメールです。
もしも、一般的な企業であれば。そのようなメールを連絡先には使わないでしょう。
メールアドレスに社名がない場合は、そのメールアドレスがどのようなものかチェックしてください。
フリーメールであれば、要注意です。

商品が異様に安い時も要注意

商品の値段が相場よりも大幅に安いなど、他店にはない安さの時も怪しいです。
その他に、毎日80%オフのセールをしている、激安価格など、妙に安さを強調するサイトも信用できません。
また、発送先があなたの家から、離れている場所なのに送料が無料というのも、おかしいです。
安さだけで買い物せずに、ちょっと立ち止まって考えてみましょう。

不自然な文章やサイトデザイン、支払い方でも疑おう

文章が不自然な日本語だったりすることがあります。
事例をご紹介しましょう。

たとえば、在庫についての記載ですが、「在庫量○○個」という普通使わない言葉が使われていることがあります。
在庫あり、なしなどで、在庫という言葉はよく使いますが、在庫量という言葉は使いません。
また、受付時間を「受付で時間」など、明らかにおかしな日本語が使われていることもあります。
日本人ではない人が、機械翻訳してそのまま記載してあるからでしょう。

その他に、サイトのデザインの画像が奇妙だったり、文字が大きかったり小さかったりなど、見た目がいかにも変である場合も疑った方が賢明です。
振り込む方法が銀行振り込みのみという場合もあります。
この場合、カード会社と取引できないため、カード払いの手続きができないのです。

代引きにして、被害者が現金を払わなくても困るということも考えているのでしょう。
どちらにしても、確実に被害者から現金を取ろうとしているのです。
注意してください。